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クリスマスの奇跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ ミュンヘン

ベルリンから車で500キロ
アウトバーンを飛ばし、時間は稼げたが、それでも結構な距離だ。

ドイツでのクリスマスがメインか、山の上にそびえ立つ古城に住む、ギルモア博士の科学者仲間に、頼まれた機密書類を届けるのがメインか…。

城の前には森が広がる。

「まるでお伽話みたいだ。」

お伽話の時代には舗装されていなかったんだろうが、今は綺麗に舗装されている。

森に入った途端、車が止まる。

「マジ⁈」

ここまで来て故障⁈
ドイツ車は優秀だから、レンタカーでも往復1000でも楽々行ける…って言ったよな…。
「ちっ」舌を鳴らし、ハンドルをバンっと叩く。

「ンだよ‼︎」

やっぱりアルベルトに頼めば良かった。
でも、そうしたら、自分がドイツに来る大義名分がなくなってしまう。

「ピュンマとフランソワーズだけにドイツのクリスマスを満喫させてたまるか‼︎」

車を降り、徒歩で城に向かうことに。

コートを羽織り、肩にカバンを担ぐ。

薄暗くなってきた空には上弦の月。

コウモリが舞いそうな雰囲気。

「魔女でも出てくるかな…」

流石に気味が悪い。

見上げれば木にフクロウ。

「…」

早くこんな物騒な所から去り、ベルリンに戻りたい。
こんな古城に研究所を作るとは趣味が悪い。
きっと紫の液体をフラスコに入れて喜んでるマッドサイエンティストなんだ…。
悪態をぶつぶつ言いながら歩く。

森を少し進むと、誰かが切り株に座っているように見えた。
「?」
こんな薄暗い森に人が?
近づくと、女性が笑っている。

…オバケより美女のほうがおっかない…。

ビクッとする。

「あなた、ジョーでしょ?」
女性はにっこり笑いながらジョーに近づく。

「…あなたは…?」

目の前のドイツ美女は、驚いているジョーに笑いかける。


「誰だっていいじゃないの、あなたの事は彼からよく聞かされているわ」

「彼?」


「あの城の主には逢わない方がいいわ」

「何故?」

「とびっきりの美人よ、あなたみたいなベビーフェイスじゃ、食べられちゃうかもしれないわ」

「たべ…‼︎あなたはいったい⁈」

「あと…あなたは彼女との距離に甘んじているみたいだけど、彼女を狙っている男は、あなたが思う以上にいるわよ、ちゃんと近くにいないと、誰かに取られちゃうわよ」

「…⁈」


「彼はその事を1番心配しているみたいだけど。」


彼、という単語を口から発する時の彼女はとても幸せそうだ。

…いやいや、そんな事を考えている場合じゃあない。
今の状況が何一つ理解できない。


「いったいあなたは誰なのです⁈」


ジョーの質問には答える気はなさそうだ。

「届けておくから…」


…。





「‼︎」

ジョーは車の運転席にいた。

「え⁈」

辺りを見回す。
景色がさっきと違う。
「ベルリンに…戻ってる⁈」


慌てて助手席にあったカバンの中をみる。
「書類が…ない」

青くなる。
あの書類は口外できないものだ。
人の手に渡ったら…!

携帯が鳴る。
ドキっとする。
画面は博士の番号を知らせている。


恐る恐るスライドさせる。


「ジョーか、書類届けてくれてありがとう、無事届いたとブラウン博士から連絡が来たぞ。」

「え…⁈」
息を飲んだ。
あの女性が本当に届けてくれたんだ。


「博士…」

「なんじゃ?」

「ブラウン博士、美人ですね」

「…そうじゃろ?」

ジョーは携帯を滑り落とす。

「どうした⁈ジョー?」

「…あ、すみません、携帯が落ちました。じゃあアルベルトの所でクリスマスをして、年末にはみんなで戻ります。」

「おぉ、楽しんでおいで」

「では…」

電話を切り、深呼吸をする。


エンジンをかける。
「…かかった…」


何かに化かされたような…。
頭の中が混乱しっぱなしのジョーだった。



 

シャルルドゴール空港からベルリン空港までは1時間半強。
離陸したと思ったら、すぐ着陸だ。
それでも国境を越えるのだから、ヨーロッパの混雑具合が理解できる。

ベルリン空港の入国ゲートには、アルベルトが待っていた。

「ようこそ、ベルリンへ」

フランソワーズはニコッと微笑む。
「久しぶり」
軽くハグをする。

「ジョーは元気だった?」

「あぁ、ミュンヘンに向かったよ、しかし、お前ら、いつから会ってないんだ?」

「…1ヶ月位…かしら?」

「連絡してるのか?」

「業務連絡なら」
フランソワーズが肩をすくめる。

「全く、お前らは…」

「だって、ロシアで人工臓器学会があって、行っている間に、私はフランス行ったから。」

「今回は何の帰省だ?」

「友達の結婚式よ、見事に行き遅れちゃった」
舌を出す。

「まぁお前らもお互い忙しくてのすれ違いなら仕方ないか…クリスマスはゆっくり過ごせばいい」


「ええ…ホテルに荷物置いて行っていいかしら、あと、兄さんからアルベルトにって」

「いつも悪いな」
シャンパーニュを2本。

「兄さん、あなたと飲みたいみたいよ、時間あったらバリに行ってあげてよ、そんなに遠くないんだから」

「そうだな」

荷物をホテルに置くと、2人はベルリン国立観劇場に向かう。

「ベルリン交響楽団の演奏で、ベルリン国立バレエ団の踊りが見れるなんて贅沢よね」

フランソワーズははしゃいでいる。

「ジョーが連れて行ってやればいいんだ」
はしゃいでいるフランソワーズを盗み見しながらアルベルトは悪態をついてみる。

「彼には芸術はわからなくてよ、やっぱりこういうのは芸術がわかる人と観たいわ。」
「くしゃみしてるな…絶対」

2人顔を見合わせ笑う。

国立劇場でバレエを鑑賞し、アルベルト行きつけのレストランで食事をする。

「今日は付き合ってくれてありがとう」
「どういたしまして、俺も久しぶりに楽しませてもらったよ」

クリスマスが近いからか、バレエの演目はくるみ割り人形だった。


「ベルリンのマーケットに寄って帰ろうかしら」
「暗くなる前にホテルに入らないと…」
アルベルトが制すると

「まるでお兄ちゃんみたい」
と、フランソワーズが笑う。

「そうだな…そんなもんだ」

アルベルトも笑った。 

ホテルに戻ったフランソワーズ。
チェックインを済ませ、部屋に向かう。


「お連れ様の荷物は先に置いておきました」
ベルボーイにチップを渡す。

ベルボーイがドアを閉めた瞬間、フーッと息を吐く。

ベッドに腰掛けると、目の前にはジョーのスーツケース。



ミュンヘンから帰って来るのだから、どんなに運転が上手いジョーでも明日の朝になるだろう。

随分長いこと会っていない様な気がした。
連絡だってひとことふたこと…。
すれ違いに慣れている自分に腹が立つ。

本当は寂しいのに…。
物分かりのいい振りをしているだけなのに…。

フランソワーズはベッドに顔を埋めた。

 

 

 




アルベルトは、クローゼットから、ある物を出した。

箱の中にはクリスマスツリー。
オーナメントは木製の物と、ストロースター。
年数が経っているので、麦も金色に輝いていた。
「楽しみにしていたもんな…」
アルベルトは缶ビールを飲み干すと、その場を離れた。



事故の後、長い入院生活を強いられた…とイワンの事後工作で、周りには怪しまれずに、この地に戻って来れた。

共通の友人が、引き払ったアパートの荷物を預かっていてくれた。
…クローゼットに入りきれる位な荷物だったが、それでも2人が生活していた思い出だった。

その中にツリーがあった。
毎年12月になると、クリスマスの支度を楽しそうにしていた。

 


最後に一緒にクリスマスを祝ったのはいつだったか…。
思い出せなくなっていた。

フランソワーズ…。

どこからか声がする。
私を…呼んでる⁈

ぼやっとしていた視界が急に開けた。
女性が笑っている。

「あなたは…⁈」

「フランソワーズ、待ってたわ」

「何故⁈私の名前を⁈」

「彼から聞いているわ。」

「彼⁈…あなたは…」

「フランソワーズ…あなたは自分に自信がないようね。もっと自信を持って、彼に正面からぶつかればいいのに…」

「彼…⁈いったい何を⁈」

「あなたは物分かりのいい振りをしているだけじゃない、本当は寂しいんでしょ?」

「…」

「我慢しないで思い切り甘えればいいのよ。これからしばらくは一緒なんでしょ?悩むことなんて何もないわ」

「あなたは…もしかして…」

「じゃあね、また会えるかしらね」

ちょ…ちょっと‼︎

「待って‼︎」

 


…え⁈
夢?


ホテルのベッドにいた。
目の前のジョーのスーツケースが開いていて、中身が出てい…る⁈


え⁈
…ド…泥棒⁈

隣に…人が…⁈



「キャー‼︎」
 

 


「‼︎な‼︎何⁈」
隣に寝ている人が飛び起きた。

「え⁈ジョー⁈」
フランソワーズは驚き、手で口を押さえている。
「脅かすなよ…」
ジョーがフーッとため息をつく。



「だって、ミュンヘンから戻るのだから、明日の朝戻って来るかと」

「…それが…さ」
ジョーが急に真顔になったので、フランソワーズも神妙な顔をする。

「気がついたら帰ってきていたんだ…ベルリンに…」

 


「え⁈どういう事?」



「ミュンヘンで、車が急に故障して、歩いていたら…女の人が…」

「女の人?どんな人?」

「髪は短くて、赤茶色で、背は…あまり高くない」
ジョーが女性の特徴を思い出している。
「…トレンチコートにロングブーツ…ブーツの色は…」

 


「「ブラウン」」
2人顔を見合わせる。



「どうして知ってるの?」
ジョーはフランソワーズに問う。
「今…その女性が夢に出てきたの…」

「…心当たりは…」
ジョーの言葉にフランソワーズはゆっくり頷く。

「明日確かめてみよう。…あ…」
ジョーが思い出したかのように、フランソワーズに近づく。



「久しぶりなのに、妙な再会の仕方だ」

フランソワーズはくすっと笑う。

「逢いたかった」
そう言うと、ジョーの胸に飛び込んだ。

「ん」
ジョーは照れながら、フランソワーズにキスをする。


 

誰かがドアを叩いている。
ベルも鳴らしている。

うるさい…まだ朝早いじゃないか?

「アルベルト‼︎」
フランソワーズの声だ。

「何だ…こんな朝早くから」

ドアを開けると、ジョーとフランソワーズが並んで立っていた。

「ジョー、戻ったのか…」

「アルベルト、ヒルダさんの写真ってある?」
フランソワーズが会話を遮断するかのように被せてきた。

「何があったんだ⁈」

「いいから‼︎」
フランソワーズが強く言うので、仕方なくアルバムを見せる。

ジョーとフランソワーズは同時に息を呑む。

「そっくりだ…」
「…ヒルダさんだわ、間違いない」

「ヒルダがどうした」アルベルトは意味がわからず、2人に問う。

「ミュンヘンの森の中で会った」
「私は夢で見たわ」

2人とも面識がないから、思い過ごし…という事ではないだろう。

「何か言ってたか?」

何故か2人して黙り込む。
お互い聞かれたくない事なのか?

「クリスマスシーズンだ。死人も現れてもおかしくはないだろうよ」
焦ることなくのんびりと、いつもの冷静なアルベルト。

「お前達、今日はクリスマスマーケットに行くんだろ?そんなことに振り回されてないで、楽しんでこい‼︎」

でも…と言いたげなフランソワーズとジョーの肩を叩くと、アパートから追い出した。

静かになったアパートの部屋。
いつ引っ越せてもいいように、必要最低限の物しか置いていない。

殺風景な部屋に一つだけ、色をつけた物があった。

クリスマスツリー。

「…お前…なのか⁈」
アルベルトはツリーに向かって呟いた。

ベルリンでは色々な地区でクリスマスマーケットが開催されている。

「3ヶ所位は回りたいよね」
久しぶりに一緒の時間を過ごせる事を楽しみにしているジョーと反して浮かない顔のフランソワーズ。

「どうした?具合でも悪い?」

「ヒルダさんは何故私達の前だけ現れるのかしら?」

ジョーはフーッと息を吐く。

「ただの偶然だよ」

考え込んでいるフランソワーズをよそにマーケットの屋台に並び何かを買っている。

「まずは腹ごしらえだ」

その手にはパン
中に焼きソーセージが挟まっている。

フランソワーズの両手にひとつづつ焼きソーセージパンを持たせると、もう一度列に並ぶ。

「今度は何?」

「クリスマスマーケットといえばこれでしょ?」

指差した先は「ホットワイン」

「もぉ!1人で楽しんでる!」

「向こうにキミの好きそうなクリスマス雑貨があるようだよ、寄ってく?」

「えぇ」

やっと自分の方を向いたとジョーが笑う。

久しぶりの2人の時間なんだから、楽しまなきゃとフランソワーズが思った瞬間、視界の先に見えた人に思わず足が向く。

誰かを追いかけているフランソワーズの後ろ姿に、ジョーは慌てて屋台の列から外れる。

「フランソワーズ!待てよ!どうした?」

ジョーがフランソワーズの後を追う。


袋小路になっている道の行き止まりにフランソワーズが立ち止まる。

「いったいどうしたんだよ!」

ジョーが追いついて突き当たりにいる人を見る。

「⁈」

ジョーはフランソワーズの隣に並ぶ。


突き当たりにいる人物は、2人を見て笑顔を見せた。


 

「見つかっちゃった!」

フランソワーズが追いかけてきた人物は楽しそうに舌を出す。

「何故私達の所ばかりに現れるのですか?」
フランソワーズは一歩前に出る。
ジョーはそのまま動かず様子を見守る。

「そんな怖い顔しないで!」

「ヒルダさんっ!」

フランソワーズの剣幕にヒルダは肩をすくめる。

「フランソワーズ…」
ジョーが咎めるようにフランソワーズの肩を優しく叩く。

フランソワーズはジョーを見て、一回深く呼吸をする。

その様子をじっと眺めるヒルダ。

「彼がとても心配している人達に興味があったの。貴方達の事よ」

ジョーがフランソワーズより一歩前に出る。

「貴女は…もう亡くなっているはずだ」

「そうね、この姿は貴方達から見たら幽霊よね」

「どうして僕達だけに貴女ははっきり見えるのですか?」

「脳」

ヒルダの言葉に2人は顔を見合わせる。

「貴方達は普通の人間とは違う特殊な脳をしているようね」

「それは…アルベルトだって同じはず」

ジョーの言葉にフランソワーズが動く

「ヒルダさん、何故アルベルトの前に現れないのですか?貴女に1番会いたいと思う人はアルベルトな筈です!」

笑顔だったヒルダの顔が曇る。


「…寂しくなるから…かしら?」

ヒルダはそう言うと、2人の前から姿を消した。



 

アルベルトの住むアパートからは、クリスマスマーケットの屋台の屋根が見えた。

夜になり、マーケットには明かりが灯る。

人も朝よりずっと多いようだ。

フランソワーズは窓際で外の景色をぼんやり眺めていた。

シンプルだがセンスのあるアルベルトの部屋にひとつだけアルベルトらしくないクリスマスツリーが飾られていた。
そのツリーは新しい物ではなく、もう随分昔の物に見えた。
ドイツ人は物を大切に使うと聞いていた。

 


これはきっと…


リビングの中央にテーブルがあり、そこには先ほどマーケットで買ってきたソーセージや、

フランソワーズが作ったビーフシチュー、シュトーレンが並んでいた。


先程到着したばかりのピュンマが持って来たワインを、ジョーと2人で大騒ぎして開けている。


「どうした?元気ないな」
アルベルトが窓の外を眺めているフランソワーズに声をかけた。

「え?あ、ごめんなさい…考え事をしていたみたい…」

「イブの夜に考え事か?」

「…今日は色々用意してくれてありがとう」
アルベルトにヒルダに会った事を告げられず、フランソワーズは話を逸らす。


「久しぶりに賑やかなイブだ、お前達こそ、俺達と一緒でいいのか?」

アルベルトは大騒ぎしているジョーとピュンマの方を見る。

「もちろんよ!何を言っているの?」
フランソワーズはアルベルトと向かいあう

「こうやってみんなでクリスマスを迎える事ができる事が嬉しいの」


フランソワーズはニコッと笑い
「メリークリスマス!」とアルベルトに言う。


「…ヒルダ?」
アルベルトが呟く。



次の瞬間


ジョーが持っていたワイングラスが床に落ち、粉々に割れた。

 

 

 

 

 

 

10

ジョーとフランソワーズは、アルベルトの家を後にし、ホテルに戻る途中だった。

夜も更け、クリスマスマーケットも店終いしているが、広場にはまだ沢山の人がいた。


「ヒルダさん、やってくれたわね」
フランソワーズが笑う。

「ホントびっくりしたよ」
ジョーは胸に手を当てた。







アルベルトとフランソワーズが窓際で話をしていた。
ジョーとピュンマはワインをようやく開けて、グラスに注ぐ。

ジョーは、ワインを入れたグラスをアルベルトに渡そうとフランソワーズとアルベルトの方へ向かう。

「ヒルダ?」
アルベルトの口から確かに聞こえたその瞬間。

アルベルトはフランソワーズを抱きしめていた。

ジョーは思わずワインの入ったグラスを落とした。

「ガシャン」

その音にアルベルトはハッと我に返る。

「あ、すまない…」
フランソワーズには侘びず、ジョーに頭を下げた。

割れたグラスの片付けをピュンマも手伝いながら、何か面白い事が起こったとワクワクしながら

ジョーとアルベルトを交互に見ていた。

 


「見えた…のね?」



フランソワーズはアルベルトに聞く。

アルベルトはフランソワーズには黙ったままだった。
言わなくてもわかるだろうと…。









「ヒルダさんは、私の身体を借りて、アルベルトの温もりとあなたへの挑発とをやってのけたのね」


「挑発って…何さ?」

「なんでもないわ」

フランソワーズはジョーの手を握る。
ジョーも握り返す。

「こんなに2人に心配かけているんだからさ…」

ジョーの言葉にフランソワーズは立ち止まる。


「離れている時にはきちんと連絡入れます。」

フランソワーズが笑う

「そこ?」

「それだけじゃ不満?」

「満足です」

何かが当たり2人は空を見上げる。

「雪だね」

「メリークリスマス」
フランソワーズはジョーに寄り添う。

ジョーはフランソワーズの肩を抱く。




2人は雪の街を後にした。



〜おしまい〜

 

 

 

2016.12.7​〜12.23

 

 

 

 


 

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